2019年クリスマス映画として封切られた映画”Mắt Biếc”(邦題「つぶらな瞳」)。原作はベトナムのティーンエージャーに圧倒的な支持を受けている児童文学作家・グエン・ニャット・アイン。同題名の小説を、同作家の原作「草原に黄色い花を見つけた」を映画化して大ヒットを飛ばしたヴィクター・ヴー監督による映画だ。
この映画が上映2週間で1500億ドン(約7.5億円)の興行収入をあげ、全ベトナムで200万人を超える人たちが映画を鑑賞したと報道された。ラブコメやアクションならいざ知らず、文芸映画を二度までもヒットさせたヴィクター・ヴー監督の手腕たるや恐るべしである。続きを読む