先日、「草原に黄色い花を見つける」のヴィクター・ヴー監督が日本での上映プロモーションのため来日した。そのあいさつのなかで彼は「自分がベトナムで映画を監督するようになった10年前は年に10本程度の作品しか製作されていなかったが、現在は週1本もの新しい映画が生まれている」と語った。
ベトナムの映画産業はここ数年、年成長率は30〜45%にも達し、2015年の興行収入は対2012年比で614%、映画産業が世界でも13番目に「ホット」な国として数えられるようになった。同じく2015年にベトナムは興行収入1億ドル(約110億円)を超える国の一つとなり、世界的にも注目を集めている。